特別企画展・企画展
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企画展 久米正雄 愛した品々-レコードコレクションと写真に見る愛用品-
久米正雄は、自らの失恋を書いた小説で名をあげ、雑誌や新聞に数多くの連載小説を発表しました。これらの作品は次々と映画化され、さらに幅広い愛好者を獲得し、久米の文学は時代を鋭敏に察知した斬新さと感受性豊かな描写で魅力を発し、大正ロマンを代表する久米文学を確立しました。
その文学作品の映画化に伴い、当時の主流であったSP版レコードが作られました。「白蘭の歌」など久米が主題歌を作詞したものも多く、祭りの音頭や社歌、行進曲などの作詞も手掛け、レコードとして残っています。
本展では、久米正雄が文学から広がりをみせ愛用したレコードを関連資料と展示し、併せて新しい品物や流行に敏感だった久米が愛した品々を写真と共に紹介します。