特別企画展・企画展
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特別企画展 『わたしのワンピース』西巻茅子展
西巻茅子は、東京芸術大学工芸科で学んだ鎌倉在住の絵本作家です。母として二人の子どもを生み育て、1967年(昭和42)『ボタンのくに』(絵・にしまきかやこ/文・なかむらしげお/こぐま社刊)でデビューし、シンプルな構成と多彩な技法による数多くの作品を発表しています。代表作『わたしのワンピース』(作・にしまきかやこ/こぐま社刊)は累計約190万部を発行し、2019年(令和元)に誕生50周年を迎えた、子どもから大人まで長きにわたり愛されている作品です。
本展では、絵本作家としてのこれまでの歩みを辿るなかで、子どものようにのびやかで子どもとともに楽しむ気持ちで作られた数々の絵本の魅力を紹介し、絵本の世界から安らぎや希望を伝え、創造の世界への誘いと作品の織りなす世界を味わっていただきたいと思います。
当館は、子どもたちが幼少期から文学に親しむことができる場と、すべての人に包括的な生涯学習の機会として、多くの人に愛されている作品を幅広い世代がともに文学にふれあえる場を提供したいと考えています。
- わたしのワンピース キーワードラリー
- 作品の世界を味わっていただくため、文学資料館と久米正雄記念館、での1ワードにつき1点、けんしん郡山文化センター、郡山市ふれあい科学館、大安場史跡公園での1ワードにつき1点で『わたしのワンピース』のポストカードと引き換えできます。
- わたしだけのワンピース みんなのアトリエ
- 会場備え付け用紙に色やデザインを描き加え、「わたしだけのワンピース」を描くことができます。
- 絵本のわすれもの
- 館内に「絵本のわすれもの」を配置します。観覧していただくとともに、「わすれもの」を探して楽しんでいただきます。
- 同時開催 久米正雄の児童文学
- 特別企画展の世界をより深く味わっていただくために、久米正雄の児童文学の世界を資料や映像、パネルで展示し、久米正雄の児童文学への思いを紹介します。場所は郡山市久米正雄記念館、けんしん郡山文化センター