特別企画展・企画展

開催中・開催予定

「100年前の久米正雄」

 夏目漱石の門下生であった久米正雄は、その長女に恋心を抱くようになりましたが、その恋は実らず、久米の親友と結婚します。傷心の久米は、郡山に帰郷しましたが、友人たちの激励により再び上京し、自らの失恋体験を素材とした作品を次々と発表しました。それらの作品が好評を得て文名を高めていくことになります。小説『破船』の前編が1922(大正11)年に、1923(大正12)年には後編が刊行され、流行作家になっていった時期、100年前…

開催期間
2024年4月27日(土)~2024年6月16日(日)
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「広瀬克也の妖怪ワールド」

 絵本作家・デザイナー・イラストレーターの広瀬克也は、1955(昭和30)年に東京で生まれ、人気シリーズ「妖怪シリーズ」をはじめ、子どもたちに人気のお化けや恐竜をテーマとした絵本を多数発表しています。「妖怪シリーズ」は、1作目の『妖怪横丁』(広瀬克也/絵本館)から現在9作目の『妖怪横丁大運動会』まで出版され、絵本の中で、さまざまな妖怪たちを描いています。 その他の絵本では、作者が大好きな洋楽や昔の漫画のパロディーをは…

開催期間
2024年7月6日(土)~2024年9月8日(日)
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「竹久夢二の世界」

 本年、生誕140年・没後90年を迎える竹久夢二は、岡山県に生まれ、雑誌の懸賞に応募したコマ絵(飾り絵)が入選したことを機に、新聞・雑誌の挿絵や書籍の装幀、商業デザインなどを多く手掛け、今日ではグラフィックデザイナーの先駆けとも言われています。画家としての人気が先行したものの、詩や俳句、童話、作詞などの文筆活動も続け、多くの文化人と交流しました。久米正雄とも縁が深く、『蛍草』をはじめ、数々の作品でタッグを組んでいます…

開催期間
2024年10月12日(土)~2024年12月1日(日)
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