昨年の11月に始まった正直35号墳の発掘調査は、いよいよ終わりを迎えようとしています。
今日は調査保存に係る懇談会が行なわれ、懇談会委員の先生方をお招きして発掘調査の成果などを確認していただきました。


今回の調査の目的は、
①古墳の全長を把握する
②古墳の形を把握する
の2点でした。
調査の結果、
①全長が37mであること
②くびれ部の様子から前方後方墳であること
が判明しました。

写真のように、くびれ部が鋭角に曲がっていることから、前方後方墳であることが確かめられました。
またくびれ部からは、正直35号墳の築造年代を明らかにできる土器も出土しました。
ご指導をいただいた点を踏まえながら検討を加え、これから報告書を作成します。